2014年11月23日

今日の一枚 その74:失われしもの

日本国内ではピーク時ほどの規模・興行数はありませんが、
総合格闘技がジャンルとして確立しています。

異なるバックボーンを持つ選手同士が、できる限り公平に
戦うことができるようにルールを策定するのが、
総合格闘技のひとつの理念でしたが、それ以前には
プロレスのリングで異なる格闘技同士が戦う、
異種格闘技戦が行われていました。

1ラウンド3分など、基本的骨子はありましたが、
総合格闘技とは異なり、対戦する競技同士を融和
させるために試合の度にルールが決められたのが
特徴のひとつです。

名古屋の団体でも、異種格闘技戦が行われたことが
あります。それは以外にも、2009年3月に開催された
プロレス実験団GUYZの興行においてでした。

「ヨガ vs 剣道」となった試合は、ヨガ代表の
小仲=ペールワンと、剣道代表のケンドー三段が
戦うこととなりました。

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リーチに優るケンドーに対し、ペールワンは
普通の剣道では使われない片足タックルで
グラウンドに引きずり込みました。

ペールワンは普段の興行でも柔術や総合の動きを
時折見せることがありますが、コミカル色の強い
GUYZの試合の中であっても、その技術の高さを
垣間見せたのです。

関連する観戦記
3/28 プロレス実験団GUYZ Sporiva Arena
ケンドー三段 vs 小仲=ペールワン



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posted by たこ焼きマシン at 23:02| Comment(0) | 今日の一枚

2014年11月22日

今日の一枚 その73:幻の旗揚げ戦

かつて、「デラべっぴんプロレス」という団体が
旗揚げされようとしたことがあります。

プレ旗揚げ戦としての試合が、2013年6月の
スポルティーバ「土プロDX」で行われ、唯一の
所属選手でエースのパピヨン朱美が、華名と
シングルマッチで対戦しています。

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女子プロレスらしい掛け声からのドロップキックや
ヘアホイップなど、定番技を数多く繰り出した
パピヨンですが、善戦及ばず敗北しています。

試合後、パピヨンは他団体自体に新風を吹かせる
ことを宣言しました。その後、パピヨンは同年
10月に道頓堀アリーナ(閉鎖)で開催された、
華名興行の華名シングル7人がけに出場しました。

2014年11月現在、旗揚げ戦は行われていません。

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ちなみに、パピヨンによく似た「今井すぐKissMe」
なる選手が2009年に登場しています。

関連する観戦記
6/29 スポルティーバ 「土プロDX」 Sportiva Arena
3:デラべっぴんプロレスプレ旗揚げ戦
華名 vs パピヨン朱美
2/28 でら名古屋プロレス スペシャルハウスバトル Sportiva Arene
1:宮本武士 vs 今井すぐ Kiss Me



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posted by たこ焼きマシン at 20:38| Comment(0) | 今日の一枚

2014年11月21日

今日の一枚:その72 あの日を忘れない

先の11月19日、岩手県大船渡市民体育館で、
「プロレスキャノンボール2014 in 大船渡」が
開催されました。大船渡は、2011年3月11日に発生した、
東日本大震災で深刻な被害を受け、今もなお復興中です。

同大会は、大船渡をプロレスで元気にすることを目的に
開催された興行でした。

その震災が発生した日は、発起人のひとり高木三四郎(DDT)は、
名古屋で試合をしていました。

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落ち込んでいる選手に活を入れ、みんなハイテンションでいくぞ、
と声をかけて行われた試合は、選手のみならず、リングアナや
レフェリーまでもテンションを上げ、ベーシックな腕の取り合いや
体固めでさえも叫びながら戦いました。

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途中息切れしそうになりながらも、最後まで高いテンションを
保ちました。

試合後、高木は「こんな時だからこそ、オレたちレスラーが
頑張らなくってどうする? みんなに元気を届けるぞ!」
と呼びかけました。

あの日、高木が述べた言葉はその3年後にも、大船渡で
実現されたのです。

関連する観戦記
3/11 「金プロDXだよ全員集合!!」 Sportiva Arena
1:高木三四郎 入江茂弘 vs 柴山貴哉 マンモス半田




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posted by たこ焼きマシン at 19:22| Comment(0) | 今日の一枚