2014年10月28日

今日の一枚 その48:逸品の一品もの

近年の深夜アニメでは「エンドカード」が見られるようになりました。
放送の最後に「来週も見てね」などメッセージを入れたり、あるいは
キャラクターのイメージショットを出す手法です。

プロレスでも、出場選手や組合せが分かるように一枚絵にして
スクリーンなどで表示することがあります。

特にビッグマッチでは、CGアニメーションを駆使した上に、
選手が動いているものもあります。

規模の小さなローカルプロレス団体で、そこまでの演出を
行うのは、九州プロレスやダブプロレスなど限られています。

名古屋のスポルティーバエンターテイメントも、同じ手法を
ビッグマッチで取り入れることがありますが、おそらく
日本のプロレス団体を通じて見ても、他では行っていない
贅沢きわまりない試みを一度だけしています。

それは、一興行の中の試合すべてに一品ものの一枚絵を
用意したことです。映像に力を注いでいる団体の代表格は、
新日本プロレスとDDTでしょう。

東京ドーム大会や両国国技館大会では、前述の様な
CGアニメーションを駆使した試合カード提示を行います。
メインイベントのみ特別な一枚絵を使うことはあるかも
しれませんが、原則ひとつのフォーマットを使い、選手の
写真や映像を差し込む形です。コストや手間を考えれば
当然のことです。

ですが、スポルティーバがZepp Nagoyaで開催した
「愛プロレス博2012 〜その向こうへ〜」では、
全試合に映像を用意し、さらに副題に即したテーマで
一枚絵を作成しました。

ts_141027_01.jpg
この試合の副題は「原点怪奇」ですが、メキシコ国旗で
使われている、赤・白・緑を基調としています。

ts_141027_02.jpg
「ALWAYS 鶴舞三丁目の夕日」です。
これはミスター6号とがばいじいちゃんが並んで笑う
日常のひとコマをモチーフとしています。

ts_141027_03.jpg
「名阪ブラックジャック」
久保田ブラザーズ vs ヒールユニットJOKERから
トランプ(ブラックジャック)をイメージした図です。

ts_141027_04.jpg
「I am NOT alone」
彰人(現DDT)と丸藤正道です。丸藤が透過加工され、
背景の空に浮かぶ雲が高速で動いています。

スポルティーバのみならず、名古屋のプロレスにおける
最大のビッグマッチ、かつZepp Nagoyaでの愛プロ開催が
最後となる(同会場がプロレスへの貸出を終了)ため、
培った技術を全て投入した演出でした。

これ以降、同規模の演出は見られていませんが、
もしも見られるとするなら、2015年5月17日に
名古屋国際会議場で開催される
「愛プロレス博2015 光」でしょう。

観戦記
11/4 スポルティーバ 「愛プロレス博2012〜その向こうへ〜」 Zepp Nagoya


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posted by たこ焼きマシン at 21:00| Comment(0) | 今日の一枚