2014年10月15日

今日の一枚 その35:1600人が入る会場に28人

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1600人入る会場での、興行開始直前の様子です。

私が今まで見た中で、最も贅沢の極みを尽くしたと
言っていい興行がこれです。

会場はZepp Nagoya、現在はプロレス・格闘技への
貸出を行っていませんが、かつては愛プロレス博などが
開催され、聖地のように考えられていた会場です。

公式サイト(外部リンク)によれば、1階客席の収容人数は
1600人 (スタンディング)ですが、ここに28人しか
入れずに行われたのが、2011年10月6日に開催された
「MJT IN Zepp Nagoya」です。

MJTとはMammoth Japan Tourの略で、マンモス半田と
澤宗紀(引退)が、日本の全都道府県で試合を行い、
最後にZepp Nagoyaでのワンマッチ興行で終了する
ことを目標とした企画でした。

2010年9月に開始した企画でしたが、途中半田が骨折で
長期欠場、2011年8月には澤が引退を発表します。

ツアーの完遂はならずとも、出来る限りのことは
しようと、半田と澤は、様々な選手の力を借りつつ
ツアーを進めていきます。

澤の引退が間近に迫る中、10月6日にスポルティーバが
「なごやめし博覧会オープニングイベント」を
Zepp Nagoyaでプロデュースし、リングを使用する
ことから同イベント終了後のわずかな時間を使って、
幻の最終ワンマッチ興行が開催されました。

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とてもZepp Nagoyaで行われる有料興行とは
思えない手書きポスターです。

木曜日の午後10時開始という、普通では考えられない
時刻に、興行が開始します。この条件の中でも、
なんと28人が試合を見に訪れました。

Zepp Nagoyaの設備を最大に活用した照明と音響、
映像機器を用いた演出が施される中、半田と澤は
リングで向かい合います。

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心身の削り合いとしか表現できない戦いとなるも、
やがて決着が訪れます。ツアーの成功はなりません
でしたが、澤と半田の目指したものが、ほんの
一瞬だけリング上に現れたのです。

名古屋屈指の大きな会場で、わずか28人の観客
だけが目撃者となった、贅沢な時間・空間でした。

そして、ほんの少しだけツアーは続くのですが、
行く先は文字通り斜め上に飛んで行きました。

観戦記
10/6 スポルティーバ 「MJT IN Zepp Nagoya」 Zepp Nagoya

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posted by たこ焼きマシン at 12:37| Comment(0) | 今日の一枚