2014年04月03日

プロレス観戦記の作り方 その1:写真撮影

このブログを開設する前から、
「たこ焼きマシン.com」(http://takoyakimachine.com/)
というプロレス観戦記サイトを運営しています。

私なりの「観戦記の作り方」を数回のエントリに分けて、紹介します。
プロレスサイトを運営している・運営したい、という方の参考に
なれば幸いです。

まずは試合の写真を撮ります。これが観戦記作りの材料です。

画質を考えれば、一眼レフやミラーレス一眼が良いのですが、
持ち運びや取り回しの容易さを最優先しているので、
コンパクトデジカメを使っています。

現在、使っているカメラは以下の2機種です。

CASIO ハイスピードエクシリム
EX-ZR1000 / EX-ZR20




CASIOは「EXILIM」のブランド名でデジタルカメラを展開しており、
その中でのアッパークラスが「ハイスピードエクシリム」です。

今まで私は、このシリーズで以下のものを使ってきました。

EX-FC100
EX-FC150
EX-FH100
EX-ZR10
EX-ZR100
EX-ZR200
※すべて生産完了品。詳細はカシオの紹介を参照。
http://casio.jp/dc/products/pastmodels/

その名の通り、様々な面で高速な機能を持っています。
まずは連写(連続撮影)機能です。30枚連写が可能です。
30枚/秒・15枚/秒・10枚/秒などで撮影できます。

最高30枚までの連写が可能なので、30枚/秒にすれば1秒間、
15枚/秒なら2秒間、10枚/秒なら3秒間の撮影が可能です。

私は10枚/秒で使っています。この設定で撮った例です。

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(2013年8月17日 DDTプロレスリング 両国国技館大会
飯伏幸太 vs 男色ディーノより)

ちょうど10枚ですので、跳躍から命中までほぼ1秒となります。

もちろん設定を変えれば、より多くの枚数が撮影できますが、
一度に多くの枚数を撮影しすぎると、メモリーカードへの
書き込みの待ち時間で、次の攻防が撮影できないことがあります。

私の場合は、10枚/秒が余裕を持って撮影出来る最適の設定と
判断して設定しています。

ただし、このシリーズの長所は「書き込み中でも撮影可能」な点です。
仮に、シャッターを切って30枚撮影するとします。一般的なカメラで
あれば、30枚ぶんの書き込みを終えるまで、次の撮影はできません。
実際、初期モデルのEX FC-100では「お待ち下さい」と表示されました。

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ですが、ZR-1000やZR-20の場合、シャッターから指を放すと液晶に、
「0.0s/0」と表示され、それが「0.1s/1」、「0.2s/2」、「0.3s/3」
と増加していきます。

これは、その時点での書き込み枚数・撮影可能枚数を示しており、
「1.0s/10」であれば、データ書き込み中ですが1秒間10枚は
撮影可能です。

最終的には「3.0s/30」つまり3seconds(3秒)で30枚撮影できる
状態に戻ります。

つまり30枚の撮影可能枚数とメモリーカードの容量を
使い切らない限り、ほぼ無制限に撮ることが可能です。
実例を挙げて解説します。
(2014年4月2日 スポルティーバ Sportiva Arena
佐藤泰 vs 石田慎也より)

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エルボー。ここでの撮影枚数は3枚です。これ位の枚数であれば
書き込みはすぐ終わり、また30枚フルで撮影可能です。

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チョップ。ここでも3枚撮影しています。

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ロープへ押し込んでのエルボー。ここでも3枚撮影します。

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ロープへ跳んでの、エルボー。ここでは4枚撮影していますが、
すぐに石田がロープへ跳んだため、シャッターを半押しし、
佐藤にフォーカスを合わせておきます。

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さらにフライングエルボー、4枚撮影しています。

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ランニングエルボー。6枚撮影しています。
素早い攻防の場合、1〜2枚しか書き込みを終えていない中、
シャッターを切り続けるため、残り撮影可能枚数が28、26、23…
と少しずつ減っていくことが多いです。

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さらにエルボー。この後石田はロープへ跳びますが、そこは
撮っていません。残り撮影枚数の回復を図るため、シャッター
から指を放しています。

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佐藤が、石田の攻撃をかわすところで2枚撮影しています。
石田がロープに激突する瞬間は、先ほどと同じく撮影可能枚数
回復のために撮影していません。

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佐藤のベリートゥベリー(フロントスープレックス)。
ここは長めに10枚、つまり1秒間シャッターを切っています。

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佐藤がガットレンチで石田を持ち上げるところでは6枚です。
この後、佐藤は石田を抱えたまま、ロープへ歩きますが、
撮影可能枚数回復のためそこは撮っていません。

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佐藤がロープを蹴って勢いを付けての俵返しを放ちます。
ここでは10枚撮影しています。ベリートゥベリーから多めに
撮っているので、この時点での残り撮影可能枚数は10枚以下です。

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ですが、最低でも1枚撮れれば、フォールの瞬間まで押さえる
ことが可能です。


連写に頼ってもこれだけ撮影できるので、タイミングを合わせて
撮影する技術があれば、スポーツ撮影に最適なコンパクトデジカメと
言えるでしょう。子どもや動物撮影にも適しています。

ただし、コンパクト型のため、スポーツセンターや公民館と
いった照明設備が無い・弱い会場ですと、どうしても写真が
暗めになるのは避けられません。実例で説明します。

オートモードでも、シャッターの速度が1/125秒〜1/200秒程度
の範囲に収まれば、写真は多少のブレ・残像程度で済みます。

ですが、暗い会場ですと、1/100秒といった低速になり、残像が
強めになります。マニュアルでシャッター速度を上げることも
可能ですが、その場合写真そのものが暗くなってしまいます。

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(2011年11月4日 スポルティーバ Zepp Nagoya
ノリ・ダ・ファンキーシビレサス 佐藤泰 vs 影山道雄 高井憲吾より)

同じ技(ビッグブーツ)で説明します。Zepp Nagoyaですと大型照明を
用いるため、オートでも1/800秒で撮影できます。

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(2014年3月26日 スポルティーバ Sportiva Arena
佐藤泰 vs ノリ・ダ・ファンキーシビレサスより)

スポルティーバアリーナで撮影した際はシャッター速度が落ちます。
この写真の場合は1/200秒です。

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(2014年2月2日 DDTプロレスリング 名古屋テレピアホール
男色ディーノ 大石真翔 vs 入江茂弘 高尾蒼馬より)

テレピアホールは大きな照明が無く、暗めの会場です。
オートにすると1/100秒以下になることが多く、
この場合は1/80秒での連写になりました。

ブレや残像なくクッキリと、明るいショットを撮ろうとしても
現状のコンパクトデジカメではここが限界かもしれません。

ですが、この機種の特徴として、シャッターを切ってから、
次の写真を撮ることができるまでの待ち時間がほぼゼロです。
連写を使わず、普通に撮影する場合のストレスはありません。

ハイスピードエクシリムですが、機種によっては実売価格が
2万円以下のものもあります。画質では他社のものが秀でて
いるかもしれませんが、快適さでは一歩抜きん出ており、
コストパフォーマンスに非常に優れています。

また、どうしても撮影枚数が増えがちになるので、大容量
かつ高速のメモリーカードを使うと、撮影可能枚数の
回復も若干ですが速まります。

私は、下のSDHCメモリーカードを使用しています。
ハイスピードエクシリムは、ZR-1100までは高速規格UHS-Iに
非対応でしたが、2013年11月発売の、EX-10以降対応しました。
また、SanDiskの超高速モデルは無期限保証なのもポイントです。



また、回復速度を考えて、撮影時の画質は3Mピクセル設定にし、
写真一枚あたりのファイルサイズは700キロバイト前後に
押さえています。

次回は、撮影した写真の加工について解説します。

※写真のサイズについて追記しました。

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posted by たこ焼きマシン at 14:24| Comment(0) | プロレス観戦記の作り方